「こんにちは」「お邪魔します」「Wi-Fi 貸してください」
子どもの友だちを家に招いたとき、こんな挨拶にギョッとした人も多いのではないでしょうか?私も初めて言われたときは、思わず耳を疑い「Wi-Fi 貸す」とか検索してしまいました。
少し前なら「非常識」とも思えたこのセリフですが、案外浸透しているんです。この記事は私がギョッとしてからどうしたかのお話。
この記事のポイント
・最近の子どもはWi-Fiを借りたがる
・家庭用のWi-Fiパスワードは教えない
・ポケットWi-Fiがかなり優秀
\買い切りWi-Fiが役立つ!/
令和のゲームにはわりとWi-Fiが必要
私はもう30歳後半で、小学生のときのゲームといえばスーパーファミコン・ゲームボーイ・64あたりでした。家に友だちが遊びに来たら、1つのゲーム機にカセットを差し込み、コントローラーを交換しながら遊ぶ……そんな光景が当たり前。ときは平成から令和へうつると、ゲームの王道は任天堂switchへ。
任天堂switchのソフトのなかには、昔と同じくインターネットの接続なしでソフトを差し込むだけで遊べるものもあります。しかし、なかにはダウンロードしたソフトをセットするのにインターネットが必要となるケースも少なくありません。
また、オンラインプレイにもネット環境が必要なため「Wi-Fi 貸してください問題」が浮上するかどうかは、どのようなゲームで遊ぶかによるといえます。
「Wi-Fi 貸してください」が起きた日
わが子がswitchを手に入れたのは、小学校1年生のときでした。小学校3年生までは「外にswitchを持ち出さない」というルールのもとで遊ばせていました。外に出れば公園でひたすら走り回るため、switchは不要。高価なものなので、持ち出して紛失する危険も考えると「まだ家でしか使わせられないな」といった印象でした。
小学校3年生になったあるとき、お友だちがうちにswitchを持って遊びに来ました。礼儀正しく靴を並べ、部屋に入ると言ったのです。「Wi-Fi 貸してください」と。
わが子はポカーンとした表情で

「Wi-Fi ってなに?」
と、言っていました。そうですよね。うちのswitchは、あらかじめ家のWi-Fiにつないでありますし、まだ人の家に持って行ったこともありません。戸惑いながらもよぎったのは以下の3択。
Wi-Fi のパスワードを教える
言われた通りにパスワードを教える?安易に考えましたが、すぐに「情報漏洩」の4文字が思い浮かびました。家族以外にWi-Fiを使わせたことなんてないし、そういった電気・通信系に疎くどのような設定になっているかも不明。さすがにすぐには判断できませんでした。
Wi-Fi なしでできるゲームをしてもらう
Wi-Fiがなくてもゲームはできる!いっしょにひとつのswitchで遊べばいいし、なんなら家にはほかの玩具もあります。そのため、まずは「Wi-Fi なくでもできるんじゃない?」なんて声をかけてみました。…できないものが多いみたいでした。
お友だちのお母さんに連絡する
知らないことだらけだったので「Wi-Fiって普通貸し借りするものなの?」と、お友だちのお母さんに連絡しようと思いました。しかし、その子が「Wi-Fi 貸してください」と言っている以上、Wi-Fi が外で借りられるものと認識しているということ。連絡するのはやめました。



価値観のすり合わせって難しい…
ちょっと今日は貸せなくてごめん!
結果、わたしは「Wi-Fiを貸せなくてごめんね~」と貸出保留にしました。その日のうちに夫にも報告、すごい時代だな…と感心。お友だちには申し訳なかったけど、在宅で仕事をしていることもあり、安易にパスワードを教えるわけにはいきませんでした。
後日、うちの子もほかのお友だちの家にswitch持参で遊びに行く機会がありました。丁寧に約束事を伝え、Wi-Fiがなくてもできることをするように言いました。
しかし、帰ってきて聞くとご厚意でWi-Fiにつないでもらっていてびっくり。みなさんの地域がどうか分かりませんが、私が住む場所ではわりと当たり前の行為のようでした。
Wi-Fiを貸し出すために
悩みに悩んだ結果、今はそういう時代ではないかと思いWi-Fi 貸出に賛成することにしました。しかし、やっぱり自宅で使用しているWi-Fi のパスワードを教えるのはとても危険。
ゲスト用のWi-Fi も考えましたが、ちょうどそのころ車でAmazonプライムビデオが見たいと思い調べているところでした。そこで、安心して貸し出せる&どこでも使えるようにポケットWi-Fi の購入を検討したのです!



私は貸し出しを決めましたがWi-Fiを借りるなんて非常識。そのような考えも間違いではありませんよね。
買い切り型!リチャージWiFi
今回私が「Wi-Fi 貸してください問題」を解決すべく購入したのは、リチャージWiFiです。
\買い切りWi-Fiが役立つ!/
・面倒な契約はしたくない
・難しい設定もしたくない
・Wi-Fiをわざわざ返却したくない
・使用するか分からないのに月額払いたくない
・どこでも持ち運べるようにしたい
・必要に応じてギガをチャージしたい
・海外旅行にも使いたい
こんなことを考えて、買い切り型のポケットWi-Fiを購入しました。まずは楽天で、365日(有効期限)使用できる100ギガにしました。価格はセールもあり21,980円です。
最初は本体代があるので高く感じますが、以降100ギガチャージ6,980円です。注文の翌日には手のひらサイズのWi-Fiが届き、充電しながら起動しました。


すぐにデータ残量やパスワードが表示され、あっという間にインターネットにつなぐことができました。タッチパネル式でQRコードから簡単に接続できるため、小難しい設定は一切なし!今、このリチャージWiFi に何台つないでいるかも確認できますし、なんならブロックも可能です。
リチャージWiFi を使ってみて
100ギガをゲットしてから10ヶ月、残量が少なくなったのでチャージしてみました!この10ヶ月、子どもがお友だちを呼んでWi-Fi を使用する機会も多くありました。
そして、車を運転する度に外に持ち出し、カーナビのモニターでAmazonプライムビデオやYouTubeを楽しみました。旅行にも持っていきましたが、通信に不具合はなし。海外へは行っていないのでわかりません……。
チャージは、楽天ではなく公式サイトでおこないました。国内追加ギガチャージなら、365日100ギガ6,980円。本体代がないので安い!先に申し込んでおけば、残りのギガを使い切ったら勝手にチャージされます。
「Wi-Fi 貸してください」にはポケットWi-Fiしか勝たん
リチャージWi-Fi 、勝ってよかったです。最初はどうなるかと思いましたが、自宅のWi-Fi パスワード、慌てて教えなくてよかったです。なにがあるか分かりませんからね。
ちまたでは、一度Wi-Fi 教えたら家の前に座って勝手ににゲームしているという恐怖体験も聞きました。Wi-Fi 貸してくれると分かったら、自分の子どもが遊べないのにWi-Fi だけ借りにくるという強者も。小学生以上のお子さんを持つ方、早めの心の準備をおすすめします……。
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