仕事と家事の両立は、思っているよりも難しいもの。さらに子育ても加わると、自分の思い通りに進められないことばかりです。この記事を見ているワーママの中にも「家事をする時間が取れない」「みんなどうやって家事をこなしているの?」と、悩んでいる人がたくさんいるでしょう。
そこで今回は、デキるワーママが実践している洗濯・掃除・料理の時短術について詳しく解説していきます。家事の時間を短くできれば、自分の自由な時間に充てられたり、子どもと遊ぶ時間を確保できたりしますよ。住んでいる場所など、合わないものもあるかもしれませんが、ぜひチェックしてみてくださいね。
この記事のポイント
・使える時短家電は惜しみなく使う
・家事代行サービスは贅沢ではない
・自分だけで抱え込まない
\一度使えば手軽さがわかる!/
今日からできる洗濯の時短術3選
ワーママにとって悩みの種になりやすいのが「洗濯」です。洗濯には、仕分ける・洗う・干す・畳む・片づけるという面倒な作業があります。それぞれ異なるタイミングでおこなう必要があるため、どうしても負担が大きくなります。
洗濯の負担を減らせることができたら、生活にかなりゆとりができるはず…!できるだけ効率的かつ、負担をかけずに洗濯を終わらせたいと考えている人は、以下の時短術を実践してみてください。
ドラム式洗濯機を使う
ドラム式洗濯機は、洗濯の負担を大幅に軽減してくれる便利なアイテムです。導入していない人、本当に検討してください。高額な買い物にはなりますが、本当に生活が激変します。
「洗濯・乾燥モード」を使えば、洗濯が終了した段階で自動的に乾燥をおこなってくれるため、洗濯物を干すという面倒くさい工程を省けます。洗濯予約や洗剤自動投入で、家にいなくても問題なし!
ドラム式洗濯機は縦型洗濯機よりも高額ですが、一度購入すればしばらくは使い続けられますし、その日から洗濯の負担がグッと減りますので、ワーママにとってはお得な先行投資といえるでしょう。
ずっと縦型洗濯機を使っていましたが、わが家もやっと導入!なんで早く買わなかったのか盛大に後悔しています。壊れてもすぐ買う自信あり!
洗濯の時短グッズを使う
現実的に考えて、すぐにはドラム式洗濯機を購入できない人は、時短グッズの活用がおすすめです。洗濯といっても、すべてを終えるためには、さまざまな作業が必要です。洗うのは洗濯機がしてくれるとして、そのほかの動作はすべて手作業…。
洗濯物の種類に合わせた干し方を考えるのも地味に大変で、ワーママの貴重な時間がどんどん削られていきます。洗濯作業を時短したい場合は、以下のような時短グッズを活用してみましょう。
ソックスランドリー(靴下専用のアイテム)
紛失しがちな靴下をそろえて洗濯・乾燥して、そのまま吊り下げ収納できます。
ランドリースタンド(室内干しに便利)
多機能なランドリースタンドがあれば、どこに干そうか悩む時間を短縮できます。
靴用洗濯ネット(シューズ丸洗い)
保育園から持ち帰った上靴を、ネットに入れて丸洗いできます。
サーキュレーター(衣類乾燥を時短)
乾かない洗濯物が多くて片付けられない悪循環を断ち切ります。
干さない・畳まない・しまわない
ワーママの中には、洗濯の固定観念や常識にとらわれてしまっている人もいます。たとえば「洗濯物はキレイに畳まないといけない」「洗濯物はタンスにしまっておかないといけない」などなど…。
ワーママはただでさえ忙しく、洗濯以外にもタスクがたくさんあります。そのため、全てを完璧にこなそうとする必要はありません。
ドラム式洗濯機を使って干すこと自体をやめたり、乾いた洗濯物を畳まずにハンガーに吊るして収納したり、毎日使う衣類をしまわずにまとめて置いておいたりしても問題ないのです。
完璧を目指しすぎると、体力だけでなく気力もすり減ってしまいますので「やらなくてもよい仕組み作り」をして、適度に自分を甘やかしてあげましょう。
バスタオルをかける(マグネット式)
バスタオルの場所を固定にすることで出し入れの手間が省けます。
洗濯物仕分け(ランドリーバスケット)
乾いた洗濯物を投げ入れて家族が各自で管理するスタイルに!
今日からできる掃除の時短術3選
快適な生活を維持するためには、定期的な掃除が欠かせません。ただ、部屋数が多かったり、家族が多かったりすると掃除にも手間と時間がかかりますよね。
掃除に対する概念は人それぞれで、1日2回掃除機をかけないとモヤモヤする人もいれば、1週間かけなくても平気な人もいます。とくに気にならない場合は問題ありませんが、1番ストレスがたまるのが「気になるのに掃除できないとき」です。
そんなときは、以下で紹介する時短術を実践してみてください。手軽に掃除を済ませられるだけで、ゆとりのある心と時間を確保できますよ。
ルンバを使う
早くも極論ですが、掃除の手間と負担を軽減したいワーママにはルンバがおすすめです。共働き家庭の三種の神器ともいわれるルンバは、自動で床を掃除してくれる便利なロボット掃除機です。外出をしている間に掃除を済ませてくれるため、ワーママの負担を大幅に軽減できます。
高級家電と懸念されがちなルンバですが、値段通りの活躍をしてくれます。部屋の隅々まで丁寧に回ってくれますし、ちょっとした絨毯の段差くらいなら乗り越えてくれます。ソファーの下に入り込んだり、ダイニングテーブルの脚の周りを丁寧に沿って動いたり…。
正直、自分で掃除するよりも格段にキレイになります。ただ、ルンバにはさまざまなタイプがあり、それぞれで特徴や機能、価格帯が異なりますので予算や目的に合ったものを慎重に選んでいきましょう。
「ルンバなんて縁がないわ~」と思っていたわが家も導入!ルンバの力を最大限に活かすために床に物を置く習慣もなくなるという相乗効果も◎
ながら掃除をする
「溜まっていた掃除をすると休みが1日潰れる・・・」と悩んでいるワーママは、ながら掃除を取り入れてみてください。ながら掃除とは、掃除をしながら何かをするのではなく「何かのついでに掃除をする」という時短術です。
たとえば、料理をするついでにシンク周りを掃除したり、トイレに行ったついでに便座を拭いたりと、日常生活のなかに掃除を組み込みます。そうすることで、少ない負担で常に綺麗なお家を維持できます。
「よし!掃除をするぞ!」と自分を鼓舞して、しぶしぶ掃除機がけや拭き掃除を行う必要もないため、一石二鳥といえるのです。
お掃除スリッパ
歩きながら楽々掃除!使い捨てなら衛生面もgood!
お掃除シート
手に届くところにお掃除シートを置いておくだけで、心理的ハードルがぐっと下がります。
完璧を求めない
ワーママの負担を軽減するためには、完璧主義を捨てることが大切です。「隅々までピカピカにしよう!」と意気込んでしまうと、どうしても体力や気力が奪われます。
「ある程度綺麗になっていればいい」という楽観的な考えを持つことで、掃除に対してネガティブなイメージを持たbなくてよくなります。
完璧主義は非常に素晴らしいことですが、時として自分の首を絞めてしまうこともありますので注意しましょう。「ここだけ片付いていれば部屋がキレイに見える」という場所を知っておくことも大切です。
収納つきベンチソファー
リビングに散らかっているものをポイポイ投げ込めば、なんだか掃除されてる感でます!
収納ワゴン
雑多なものはとりあえずワゴンに入れて、部屋の端に移動しておけばOKです。
今日からできる料理の時短術3選
家族構成や性格により個人差はありますが、掃除や洗濯は毎日欠かさずおこなう必要があるものではありません。ただ、料理は毎日必要です。しかも、1日1回だけでなく、2回もしくは3回おこなう必要があるため、かなり大変です。
料理の時間を短縮するだけでもワーママの負担がグッと減りますので、料理の悩みを抱えている方は以下の時短術を実践してみてください。
毎日簡単調理キットを活用する
毎日の料理を、1からすべて手作りしていると、ワーママにとってかなりの負担になります。朝食はパンやおにぎり、昼食は職場の食堂などを利用するのであれば、夕食も同じように「楽に準備できる工夫」を取り入れてみてはいかがでしょうか?
調理キットは自分で材料を買い集めて作るよりも割高にはなりますが、その手間を考えると費用対効果は絶大!外食やレトルトで済ますときのような罪悪感もありません!
\一度使えば手軽さがわかる!/
フルタイム保育士のときにお世話になりました。仕事終わりに買い物に行ったり献立を考えたりする手間が省けるのでおすすめです!
作り置きをする
作り置きは、時短料理における基本中の基本です。あらかじめ多めに作っておいて、冷凍庫や冷蔵庫で保管しておけば、次の日もまた食べられます。
作り置きが難しい場合は、下ごしらえだけでも問題ありません。食材を使いやすい大きさにカットしておくだけでも、料理の時間を大幅に削減できますので、ぜひ試してみてください。
また、献立を1週間ごとに決めておくのもおすすめです。事前に7日分の献立を決めておけば「今日は何を作ろうかな」と悩むことがなくなるため、精神的な負担を軽減できます。
作り置き容器
レンジ&オーブン&食洗機に対応しているガラスの保存容器です。そのまま食卓に並べられます。
作り置きレシピ
「何を作れば良いのか?」「いつまでもつのか?」など、不安でなかなかチャレンジできない人は、とりあえず本に沿って全部作ってみるのがおすすめです!
冷凍食品を取り入れる
この記事を見ている方の中には「料理は全て手作りしなければならない」と考えている人もいるでしょう。ただ、この考えのせいで苦しくなってしまっている人も多いはず。
ワーママは料理だけでなく、掃除や洗濯などやるべきことがたくさんあるため、毎日全てのメニューを手作りするのは難しいものです。
そのため、時間がないときややる気が出ないときは積極的に冷凍食品を取り入れましょう。冷凍食品で品数をまかなえれば、料理における負担をグッと軽減できます。
「冷凍食品を使うのはなんだか申し訳ない」と考える人もいると思いますが、仕事から帰ってきて料理を作るだけでも十分立派ですので、後ろめたい気持ちや罪悪感を持つ必要は一切ありません。
「今日は無理だ・・・」というときは、遠慮せずに冷凍食品を使っていきましょう。
ワーママにおすすめの時短サービス2
料理や洗濯、掃除を時短する方法はたくさんありますが、そうはいっても1日は24時間しかありませんし、ママの体は1つなので限界があります。そんなときは、時短につながる便利なサービスを使ってみるのがおすすめです。
以下、ワーママにおすすめの時短サービスを2つ紹介していきます。
家事代行サービス
「仕事が忙しくてなかなか家事まで手が回らない」という方には、家事代行サービスがおすすめです。依頼できる内容はサービスによって異なりますが、掃除・洗濯・料理などまさにワーママが負担と感じているものを代行してくれるんです!
もちろん費用はかかりますが、ワーママの負担を軽減するという意味ではお得な投資といえます。
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食材宅配サービス
料理の悩みを抱えているワーママには、食材宅配サービスがおすすめです。食材宅配サービスでは、ミールキットやお弁当などを注文できるため、料理の負担を大幅に軽減できます。
毎日利用する必要はなく、2~3日に1回や週に1回など、ライフスタイルに合わせて利用できるため、どうしても料理をしたくないときや、時間がないときはぜひ利用してみてください。
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家事の時短&効率化を目指す上でのポイント
最後に、家事の時短や効率化を目指すうえでのポイントについて詳しく解説していきます。
一人で抱え込まない
「家事はママの仕事だ」そう考えている方も多いようですがこの考え方は間違っています。本来、家事は家族全員で分担あるいは協力しておこなうものであり、ママが全てこなす必要はありません。
「全部自分がやらなきゃ」という考えを持っていると、身も心もボロボロになってしまいますので、家族と協力しながら負担を分散していきましょう。
頑張りすぎない
先ほども解説したように、ワーママの負担を軽減するためには、完璧主義を捨てることが大切です。ワーママはただでさえ忙しいため、全てのことに「完璧」を求めると、いつかパンクしてしまいます。
適度に手を抜いたっていいですし、ときにはサボってもいいのです。無理に完璧を追い求め、体を壊しては元も子もありませんので、頑張りすぎないようにしてください。
ワーママに役立つサービスをフル活用する
世の中には、ワーママの負担を軽減してくれるサービスがたくさんあります。先ほど紹介した家事代行や食材宅配サービスもその1つです。
このようなサービスをフル活用することにより、自分の時間を確保できるようになります。もちろん、サービスを利用するにはお金がかかりますが、お金を支払うことで自分の時間を確保していると思えば安いものです。
なかには、必要な時にスポットで利用できるサービスもありますので「自分の時間を作りたい」「効率よく家事をこなしていきたい」と考えている方は、ぜひ検討してみてください。
まとめ
家事・育児・仕事に追われているワーママの中には「時間が足りない・・・」と、悩んでいる人もいるでしょう。そのような方は、今回紹介した時短術を駆使しながら家事をおこなってみてください。
掃除や洗濯、料理の時間を短縮できれば、自分の時間も確保できるようになるため、生活の充実度を高めやすくなります。
ただ、時短術を駆使したとしても、体は1つしかありませんし、1日は24時間しかないため、全ての家事をそつなくこなすことは難しいです。そんなときは、家事代行や食材宅配サービスなど、ワーママの悩みを解決してくれるサービスを利用しましょう。
\一度使えば手軽さがわかる!/