ワーママのみなさん、育児に仕事に毎日お疲れさまです!朝から晩まで常に時間との戦い…とくに朝は自分の支度もあるし、子どもの支度もある…。
そのうえ、朝ごはんを準備して…もう毎朝バタバタ。朝は眠たさがプラスされてなかなか思うように進みません。
そこで今回は忙しいワーママでも「これならできそうかな?」って思える、時短だけど栄養もしっかり取れちゃう朝ごはんのアイディアをご紹介します。
ちょっとでも余裕ができて家族みんなで笑顔で「行ってきます!」って言えるように、ぜひ読んでいってください!
忙しいワーママは子どもの朝ご飯どうしてる?
「栄養バランスを考えたいけど、そんな時間ないよ〜」
「毎日同じメニューでマンネリ化してる…」
「子どもが全然食べてくれなくてイライラしちゃう…」
葛藤と罪悪感。忙しいワーママの朝ご飯は家庭によって、日によってそれぞれです。
そのときはもういっぱいいっぱいで何も考えられませんが、あとから思い出して後悔することも。保育園や学校で給食までの時間にお腹をすかしているかもしれない。
もちろん、共働きでもしっかり準備している家庭もたくさんあると思います。でもキャパや生活の優先順位は人それぞれ。
できること、できないことがあって当たり前ですよね。
ワーママが朝ご飯で直面する課題
ワーママの朝は、本当に時間との勝負。でも、成長期の子どもには少しでも栄養のあるものを食べさせたい。
農林水産省の調査でも、朝ごはんをしっかり食べる子の方が学力や体力が高いと言われているし、やっぱり朝ごはんは大切にしてあげたいですよね。
「効率よく作れて、栄養も取れる」っていうのが、ワーママの理想。しかし、そこに立ちはだかるのが以下のような課題です。
子どもがなかなか食べない
これはどのママも経験したことがあるのではないでしょうか?朝はまだ眠いし、なんとなく気が乗らないのか子どもってなかなか食事に集中してくれない…とくに小さい子だと一口食べては遊んで…。
時間がないときにこうなってしまうと、「早く食べて〜」ってなんども言ってしまいますね。ある程度大きくなってきても、どうしても「朝はあまり食べられない」という体質の子どもは、変わらず食が進みません。
無理に食べさせるものではないかと思いつつ、やはり昼食までのお腹が心配ですよね。
栄養バランスを考える余裕がない
理想を言えば、炭水化物もタンパク質も野菜も全部バランスよく…って思いますが、朝の忙しい時に毎朝考えてる余裕がない…「とにかく何か食べさせなきゃ!」ってそれだけで精一杯です。
とくに、野菜を朝から切って調理して…って時間がかかってしまいます。夜ご飯の残り物なら少しはバランスが整っていますが「昨日と同じ」は、子どもたちの興味をそそらないんですよね…。
出すだけのものに頼ってしまう
時短で考えると、菓子パンなどどうしても「出すだけ」「温めるだけ」のメニューになりがちです…そして気がついたら毎日同じパターンになってしまって「またこれ〜?」って子どもたちに言われちゃったり。
バリエーションを増やしたいけど、時間がないからどうしても毎日同じようなメニューになっちゃう…。理想と現実の差はなかなか埋められません。
時短で栄養もある朝ご飯は?レパートリーを増やそう!
忙しい朝でも時短と栄養を叶えたい!そして子どもたちに気に入ってもらいたい!そこでここからは、時短で栄養もある朝ご飯メニューを紹介していきます。
「これ作ってみようかな」「もしかしたらこれなら食べるかも」と思うメニューがあったら、ぜひ作ってみてくださいね。
1 、全部入りおにぎり
忙しい朝、すべてを混ぜておにぎりにするだけの時短メニューです。これだけ食べさせておけばとりあえずOK!
具材は作り置きでも、なんなら作っておいたおにぎりを冷凍しておき、朝温めるだけにするのもおすすめです。
あればなにか汁物かヨーグルトをプラスするだけで手が込んだ感じに…!!
- 卵×おかか×オクラ
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炒り卵・鰹節・オクラをご飯に混ぜて少しめんつゆをかける
(オクラは冷凍でもいいよね)
- 鮭×ブロッコリー×卵
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焼き鮭・冷凍ブロッコリー・炒り卵をご飯に混ぜる
(鮭フレークでもいいよね)
- そぼろ×ひじき
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炒めた挽肉・ひじきを甘辛く煮てご飯に混ぜる
(そぼろフレークでもいいよね)
- ツナ×塩昆布×ごま
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ツナ・塩昆布・ごまをご飯に混ぜて少し醤油をかける
(ネギを入れてもおいしいよね)
- ほうれん草×卵×しらす
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ほうれん草・卵・しらすをご飯に混ぜて少し醤油をかける
(ほうれん草は冷凍でもいいよね)
女の子色とりどりのおにぎりは可愛くてワクワクする!
小さいサイズだったら食べる気持ちも大きくなる!
たくさん作って冷凍しておくの大変ですが、一気に作れる万能アイテムもあります。
2、全部のせ食パン
食パンにあれこれのせて冷凍しておき、朝トースターやグリルで温めるだけの簡単メニュー!好き嫌いを考慮しながら家族だけのオリジナル食パンを作ってみては?
- ピーマン×ベーコン×チーズ
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食パンにケチャップやマヨネーズもプラスして王道ピザパンに!
- 照り焼きチキン×卵
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卵はマヨネーズで和えるとよりおいしい
- ほうれん草×ツナ×チーズ
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ほうれん草はもちろん冷凍を使う
- ウインナー×コーン×ブロッコリー×チーズ
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子どもの好きなものにさりげなく冷凍ブロッコリーをオン



食パン全部は食べられないから半分がいいな。
あと、ヤクルトといっしょに出してほしい!
3、全部入り汁物
これもオススメ!前の日の夕飯を作るついでに、朝食用として2〜3人分多めにスープを作っておくことで、朝は温めるだけで完成です。
これに適当にパンか米を加えるだけで、もはや定食!なんなら汁にご飯入れちゃってお茶漬けにしてしまうのもアリ…。
- コンソメスープ
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にんじん・キャベツ・ウィンナー・じゃがいもを入れる
(余っているなんかのお肉を入れてもいいよね)
- 中華スープ
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ほうれん草・卵・ごま・しめじを入れる
(きのこなら種類なんて気にしない)
- カレースープ
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キャベツ・コーン・豚肉を入れる
(お肉の種類なんて気にしない)



嫌いな具が入っていなかったらうれしい!
ご飯入れて食べたらササッと終わるよ。
4、全部入りヨーグルト
これはとっても簡単!器にヨーグルトを入れて、あれこれ合いそうなものを入れるだけ。カルシウムや食物繊維、ビタミンが一品で摂れるから栄養面でも安心だし、何よりデザート感覚で食べれます。
しかも、洗い物も少ないのも本当にありがたいポイントです。季節のフルーツをのせてもいいし、冷凍フルーツを入れればカットする手間も省けますね。
ヨーグルトになんか合いそうなもの
・グラノーラ
・ナッツ
・グレープフルーツ
・バナナ
・キウイフルーツ
・りんご
・もも
・いちご



朝からスイーツを食べているみたいでうれしい!
スムージーにしてもらえるともっと早く朝ご飯を済ませられるかも♡
時間との戦いを制す!朝ご飯準備の裏技
いくつか朝ごはんの定番メニューが見つかったところで、ここからが本当に大事なポイントです!
ただ朝ごはんを何も考えずに出すだけでは、子どもたちもすすんで食べてくれないと思います。前日から簡単に段取りしておくことで、負担を軽減させられますよ。
前日準備が成功のカギ
前の日に準備ができているかで、翌朝の楽さが全然違います。寝る前に「次の日の朝ごはん準備」というルーティンを作って習慣化しちゃえば、朝の慌ただしさがグッと減りますよ。
・簡単に朝ごはんのメニューを決める
・炊飯器のセットやフルーツカットなど
・食器・コップなどをスタンバイ
翌朝の自分のために1つでも準備しておくと、朝の流れがとっても楽になります!
子どもたちの様子を把握してメニューを考える
次のポイントは、前日にメニューを考えるとき、子どもたちの様子をみながら考えてみることです。
・風邪気味で食欲がない
→食べやすい具沢山の味噌汁や野菜スープ
・夜更かし気味で朝起きるのが辛そう
→パッと口に入れられる小さめのおにぎり
そうやって子どもの様子に合わせてご飯を作ると、自然と食べてくれるから気持ちよく朝ごはんの時間をすごせますね。
ワクワクして食べられる工夫を入れる
朝ごはんを食べるとき、急かさず怒らずみんなが笑顔で食べてくれるのが理想。食べていてワクワクする朝ごはんにすることが大事なのです。
・食べ切れる量を意識して盛り付け
・好きなフルーツやヨーグルトを1品追加
・子どものリクエストを受ける日も作る
そうすることで「完食できたよ〜」「すごいね〜」ってなったり、リクエストした朝ご飯で喜んで起きてきたり。子どもたちも自然と笑顔になってくれると思います。
まとめ
ワーママの朝は本当に大変だけど、ちょっとした工夫で時短と栄養の両立はできちゃいます。
大切なのは「完璧を目指さない」こと。もちろん、菓子パンに頼る日があっても全然OK!前の日にできることを1つ準備するだけでも十分です。
毎日少しずつでも続けていくうちに、朝の時間に余裕ができて、家族みんなが笑顔で「行ってきます!」と言えるようになっていくと思います。
忙しい毎日のなか、家族の健康と笑顔を守っているワーママのみなさま、本当にお疲れ様です!無理せず、自分のペースで朝ごはん作りを楽しみましょう!









